
常設展・小鯖美保子特集
2009年09月23日
2006年に独立してから、今年で2回目の個展を経て、毎年いろいろな表情を増やしつつある若手陶芸家・小鯖美保子の新作特集展示を開催しております。
一つ一つの器が持つ、にこやかで楽しさあふれる表情とゆっくり対面してみて下さい。
=小鯖美保子・新作の見所=
Q:独立して今年で2回目の個展を経た小鯖さん、昨年と今年の違いはどんな所でしょう?
A:昨年は「かき落とし」「図案・パターン」を使うことで植物など、具体的なイメージを作っていましたが、今年はもう少し造形的な形を追及してみようと思いました。
Q:「造形的」というと?
A:私の中での「造形的」は、(例えば植物などの)具体的な物を作ったり描いたりするのではなく、土や釉薬のマチェール(質感)を探しつつ、見る人も作品を見た時にいろんなイメージを喚起されるものになれば、と考えています。「イメージの連想ゲーム」が作品を発端に起こる感じです。
Q:「イメージの連想ゲーム」楽しそうですね。
A:はい。作り手がいろんな遊び心を作品に込めるように、使い手の遊び心があったら楽しいな~、と。なので、題名や元々の用途とは別にオブジェとしても何かと組み合わせてみたり、逆さまにして置いてみたりしても形としておもしろい物が作れればな~、と。私の中では「陶芸でリバーシブル」と呼んでます(笑)
だから実際に使ってみた方から「こんな使い方があったよ!」というのをたくさん教えて欲しいです。ちなみに「イメージ連想ゲーム」では、トゲトゲシリーズの作品を見た方から「トゲトゲがナメック星(ドラゴンボール)っぽい」というコメントをもらいました。
そういう意味では、長い時間作品と一緒に遊んでもらえると嬉しいです。
2009年09月23日
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