
ようやく開催です。
気がつけば、1月ももう後半。皆様いかがお過ごしでしょうか?
先週末、ギャラリー通信も発送して、少しホッと一息、と思いきや、2月の展示のDM・ポストカードの発送作業に追われていた米澤でした。
震災から10ヶ月以上が過ぎ、ようやく一年。
昨年中は、仙台市内のいろいろなギャラリーで「チャリティー展」が開催されていて、何人かの方から「そちらのギャラリーは?」と聞かれたこともありました。
200m先まで津波がきた多賀城のギャラリー。
私自身も津波にのまれ、母を亡くしました。
そして、ギャラリーのお客様の中にも被害のひどい地域の方もいらっしゃいました。
そんな多賀城でチャリティー展を行う。
「「アート」と「チャリティー」は近い関係だろうけれども、今多賀城で開催すると、被災した方から寄付金を募ることになってしまう」と考え、一年間は待つことにしていました。
そして、政治の事は詳しくありませんが、「自分達の地域は自分達で!」という気概は持たないと、と痛感した一年。その気持ちの表現になれば、と考え、Gallery・Sinは、ようやく17名の作家によるチャリティー展を開催することにしました。
もちろん、まだ「作品どころではない」方もいらっしゃるはずだけれども、毎日の生活の中で「キレイと思える物」がお手元にあって欲しい、と、出展してもらう作家一人一点の作品をチャリティー付ポストカードにして販売も行うことにしました。
今回の展覧会のタイトルは「瓦礫の中に一輪の花を」。作家さんにお願いした作品テーマは「花」。
少し大げさかもしれないこのタイトル。
津波の後の瓦礫の中で、前だけを向いて咲こうとする花の生命力とエネルギーを、一つ一つの作品に込めて制作してもらっています。
直接、間接的に、日本中が心に傷を負ったあの日と、それでも前に進んでいく私達のこれからに、一輪の花が持つしなやかで美しいエネルギーが共にありますように。
このポストカードは、宮城県内外のお店の方々にもご協力をいただいて販売も致します。
作品を通して、ポストカードを通して、この、小さく美しいエネルギーが広がっていきますように。
まずは、展覧会のご案内を掲載しました。【瓦礫の中に一輪の花を】
明日のブログは、ポストカード画像のご案内です♪
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