Gallery・Sin通信 よもやま話

なんとなく朝晩の風が秋っぽくなって、ようやく夏が終わるのかな~、と思うようになってきた今日この頃。皆様お元気でお過ごしでしょうか?

 

ギャラリーから毎月10日頃、ご住所をいただいているお客様へお送りしているギャラリー通信に店主のよもやま話も載せているのですが、ここ数日「そろそろギャラリー開廊3年だし、もう少し、お役に立つページにできたらな~」と考えておりました。

以前から「ギャラリー、行ってみたいのだけれど、未知の世界だから入れない…」というお声も伺っていて。

そんな方にとっても、このブログも一緒にお役に立てたら、と思い、通信から少し抜粋して掲載することにしました。

とはいっても、普段ギャラリーや外でどなたかとお会いした際に受ける疑問などへの極めて私的な回答です。

たまには「?」と思われることもあるかもしれませんが、「ふ~ん、こんな人が運営しているのね」とご笑覧いただけましたら幸いです。

 

Gallery・Sinを楽しんで下さっている皆様のために。

そして、アートとギャラリーをもっと楽しみたいと願う方々のために、少しでもお役に立てますように。

4年目のGallery・Sinは成長していきたいと思います。

 

 

 

Gallery・Sin通信 Vol.34よもやま話 「ギャラリーって何屋さん?」

ギャラリーを多賀城に開廊した当初、よく聞かれたフレーズです。

何となく、「ギャラリーって、あれでしょ?」といった雰囲気で納得されることが多いので、改めて聞かれると、「う~ん、工芸とか絵画とかを展示販売している所」だったり、「いわゆる画廊」とお答えした事もありました。

ちなみに、インターネット国語辞典を探ってみたら【ギャラリー】回廊、廊下、美術品の展示場、画廊、ゴルフ・テニスなどの試合の観客。
と出てきました。

簡単に言ってしまえば、作家の作品を展示・販売している場所です。
公共的な市民ギャラリーなどは、作品の展示だけの場合もあるので、「ギャラリー」と一言で言っても「美術館」のようだったり「セレクトショップ」のようだったり、と、思われることがあります。

このショップという言葉…「作品」とは言っても、作家さんも生活がありますし、ギャラリーだって結局はお店で、作品は商品でしょ?と思われたりするんだろうな、と、悩んだりもするんですよね。

 

…ただ、特に個展などの「ここぞ!」という期間に出てくる作品は、やっぱり個々の世界もいいし、作家さんの世界や空気もとっても楽しいものなので、販売はしているけれども「商品」とは言いたくなくて、「品物」と言ってみたり…。この微妙なニュアンス、伝わりますでしょうか…。

 

何はともあれ、ギャラリーは、見て楽しんでも、ご購入して楽しんでもいただける場所です。作品の小さな世界がお家にあったらステキですしね♪

 

今度「ギャラリーって何屋さん?」と聞かれたら何て答えよう?
「作品と作家の世界を売っている場所です」
こんな答えはいかがでしょうか?(^^)?

 

 

 

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 2012年 秋の常設作品案内が出来上がりました。