【実用アート・シテンを磨く】ワークショップ③を開催しました

多賀城も、少しずつ春めいてきました。

今年はとうとう花粉症の気配を感じている店主の米澤です(^^;)

 

3月26日の夜、3回目の実用アートワークショップ【シテンを磨く】フォントを体験する回を開催しました。

 

名刺から始まり印刷や看板、ウェブその他いろいろと、仕事の中で使っている「文字の形」から無意識のうちに受けている情報の量を改めて知ることで、その技能がさらに使いやすくなれば、と思い開催している内容です。

 

大雑把な内容としましては、まずは同じ名前の5種類の筆跡で書かれたサインから、その方がどんな人物なのかを想像してもらいまして、

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皆で発表の後、ご自身の名前を自己紹介を兼ねて描いてみます。

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手書きの文字の形や筆圧、パソコン文字のフォントの種類や太さなど、そして、絵画の特に線の部分(線の印象が強いものや輪郭線など)、ご自身が受けていた印象度を感じて「どの辺がそんな感じに見えた」を考えてもらいました。

 

受講者の皆様からは…

「筆圧によって大きく変わること」 N様

「線の太さ、塗り方などにより、いろいろ表情が変わることがわかりました」 F様

「絵画から線書きのイメージを得ることができた」 A様

「文字によっていろいろ見方がある」 A.N様

とご感想をいただきました。

 

この文字の感じを強く意識して作ると…会社などの「ロゴ」となります。

とっても身近な物で、とっても大切な核だったりもする「フォント」。

街中を歩く際などにもどんどん楽しんで見てみて下さい。

 

 

次回の【シテンを磨く】ワークショップは、「本当はよく見えているパース」を描いてみます。

実務でも使えるパースの知識ですが、これがまた、見えている物と思い込みが頭の中で変換してしまっていた物の差を感じるのにもいい題材かと思います。

あまりにも無意識に発動されていた「思い込んで見ていた自分」を、ちょっとした道具も使いながら再確認です。

 

開催日は4月23日木曜日・19:30~21:00です。

詳細・お申込みはこちらをどうぞ。

 ★仕事に使える実用アート【シテンを磨く】ワークショップ④ パースから見直す思い込み

 

今回は、ご趣味で風景を描かれる方にも役立つかと思います。

 

 

※ワークショップで使用した5種類のサインは、B.エドワーズ著 エルテ出版『内なる画家の眼』 からの出典です。