改めまして。こけしのお手入れのこと

シルバーウィーク最終日。皆さま、連休は満喫されましたでしょうか?

 

開催中の、陶とこけしの「杜の幸」。

 

宮城にご実家がある方は、ほとんどのお宅に1本以上はこけしがあるのではないかと思うのですが。(宮城出身のギャラリー店主の家にもおばあちゃんの家にもこけしがいました^^)

岩手県の沿岸部出身の小鯖美保子さんと話しをしておりましたところ、岩手は内陸部と沿岸部の距離があるので、沿岸部ではこけしはそこまで当たり前ではない、とのこと。

宮城は海と山がそこそこ近いので、全体的に普及しているのかな?

 

その、宮城県人にとって、とっても身近なこけしですが、そういえば、正確に聞いたことがなかった「お手入れ」のことを、今日のブログは改めて記載してみたいと思います。

 

 

平賀こけし店さんから伺った「こけしのお手入れ」

◆こけしの顔や模様は水性染料で描いております。

絵付け後は蝋で仕上げておりますが、たいへん水に弱いです。

色落ちを避けるためにも、お掃除の際は乾いた布でふいてあげて下さい。

 

◆こけし本体は木でできているために、急な乾燥に弱いです。

飾る際は、直射日光の当たる場所や暖房器具の近くなどを避けてお楽しみ下さい。

また、あまり湿気の多い場所ですとカビが生えることがありますのでご注意下さい。

※ギャラリーで扱っているこけし作品のうち、外でもご利用のヘアゴムやブローチ類は、耐水性の絵の具を使っているので、若干の雨には耐えられます。

 

どうぞ、ご自宅の末永くこけしちゃんをかわいがってあげて下さい(^^)

 

 

150923.jpg

こちらは伝統の作並こけし。

子ども達が手で握って遊べる細い胴体が特徴です。

今回は、飾る際に倒れにくいよう台付での登場です。

 

◆作並こけし(台付)…高さ約18cm(台を使用の場合は約21cm) 各1,700円(税込)

 

 

=================================

小鯖美保子・平賀こけし店 陶とこけしの「杜の幸」

開催中~10月4日(日) 10:00~18:00

鏡もちこけしの絵付けワークショップは10月3日開催です。要お申込み。

※期間中は9月28日(月)のみ休廊・日曜日は営業しております。

※最終日は16:00まで

=================================