
支援物資・個別宅配時も慎重に
九州での大地震により被災された皆様、お亡くなりになられた皆様に心よりお見舞いとご冥福をお祈り申し上げます。
テレビで現地の情報を見るだけのもどかしさを、今さらながらに経験している店主の米澤です。
少しずつ余震がおさまってきたようで、空港一部再開だったり、と、間もなく宅配業者の配達再開も近いのかな、と思い、とても個人的な「あの時自宅に届いた支援物資」のご注意点を共有できたら、と、余計なおせっかいのブログです。
というのも震災直後の復旧期間は、ライフライン系の仕事の方は特に、また、「地元を復活させたい」気持ちで頑張っていた方が本当に多かったです。
そして、水・食糧・ガソリンなど、とにかく並ばないと手に入らない物が多く、回数が減っても余震はあるので「できるだけ1人きりで家にいないほうがいい」と、どうしても家に誰もいない時間も増えてしまいます。
水や食料の配給時は、大事な近隣情報交換の時間だったりもしますしね。
配送再開になっても、「ベース店止まり」という措置もありまして。
地域によっては、この「ベース店」に行くまでが遠い場合もありますし、個別宅配になっても「時間指定」が使えずに、「いつもの宅配」がかなり受け取りにくい環境になっていました。
もちろん、宅配業者のみなさんも同じ被災地に住む方達で、寝不足も続いているだろうな~、という所に、友人が送ってくれた大量の水を、送ってくれた友人の気持ちは本当にありがたかったのですが、再配達でまた運んでもらうのも本当に心苦しくて。
(私はこの時車を流されてしまっていたので、自分から取には行けず)
個別宅配が可能になる頃には、電話やメールは復旧しているかと思います。
なかなか面倒な手間になるかもしれませんが、送る際は確実に受け取れる住所などをしっかりと確認してから送られることをお勧めします。
突然連絡なしの送付は、特に自宅で被災生活を送っている場合、その善意がまっすぐに伝わらないことが発生してしまうことも個人的に経験しまして(^^;)
場所によって受け取りが難しそうな雰囲気の場合は、3か月くらいたって、余震も周囲も落ち着き、日常が戻ってきた頃にひょこっとお菓子などを送られることも、気持ちを寄せ続けていてくれたことに感動を覚えることもあると思います。
その、気持ちを届けたい、想いはきっとつながっていることと思います。
支援物資は、どうぞ慎重に。2011年の個人的な経験談でしたm(_ _)m
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