【まちの薪能 能に詠われる多賀城】どんな公演なの?②

昨日、10月5日まで開催しておりました「能の衣・面・扇」展へのご来場ありがとうございました。
次は、27日の小公演へ向けて!ただ今準備中のギャラリーです。

で、27日の小公演、どんな内容なの?の2回目ブログ。
(1回目は開催スペースのご案内でした。こちらのページをご覧ください→「どんな公演なの?①」)

今回は、チラシなどに掲載もしている、予定演目の大まかなあらすじをご紹介。
◆能「高砂」より 四海波―待謡-千秋楽
…長寿を誇る相生の松の精と住吉明神が寿く天下泰平の演目で、名前だけでもご存じの方も多いのではないでしょうか?この「高砂」より、祝言などで謡われる「高砂や~」の有名な待謡の部分、大相撲などでも能から転じて使われている言葉「千秋楽」などのご紹介と仕舞など。
◆次世代に伝える能-仕舞「鞍馬天狗」「岩船」など
…東北にも縁のある源義経が牛若丸だった頃、桜の鞍馬山で大天狗が牛若丸に兵法の奥義を授ける場面を描いた「鞍馬天狗」や、竜神が岩船を守るために現れ、住吉の岸に漕ぎ寄せ金銀宝珠の捧げものをする、守り栄える御代を寿ぐ祝言能の「岩船」などのご紹介と仕舞など。
◆能「融」より、後場-キリ他
…風雅を尽くして、今日の六条河原院に陸奥の塩竈の眺望を作った大臣の物語から、後半~キリ。
◆お楽しみ演目
※能の用語…「仕舞」面をつけずに紋付袴で舞うこと/「キリ」最後の意味

それぞれの演目を「こんな部分がおもしろさなんですよ」といった、お話しを交えながら舞いを見てみる内容の公演です。
「ふ~ん、なるほど、そう見るんだ」をお楽しみいただけましたら幸いです。

 

公演のイメージはこんな感じです。山中迓晶さんお1人出演、舞台は段差なく、観客席からとても近くに能を感じることができる、「手作りまちの薪能」といった具合の小公演です。
なので「能って、興味はあるんだけど入りにくくって…」という方ほどおすすめします!^^!
161001_7

 

【まちの薪能 能に詠われる多賀城】開催概要→開催概要のページ

チケットのご購入方法はこちらのページをご覧ください↓↓↓
【まちの薪能 能に詠われる多賀城】チケットご購入方法のページ