【美術が社会に役立つことを考えてみます-4】】ここで、●社会人●役立つ●美術を学ぶとくると「美術史の勉強から?」と考えてしまう方も多いと思います。
美術史はもちろん美術をより楽しむためにも必要だと思います。が、それ以上に「ひとつの道具としての美術作品」を考えさせられた一文がこちら。ある本から。「コミュニケーションに必要なツールも、古典は与えてくれる。他者を理解するには、自分とは異なるフレームワーク(考え方、価値観)がわからなければならない。こういうときに、古典は、時代を超え、地域を越え、自分と異なるフレームワークの存在を教えてくれる。すなわち、古典の読書を通じて、古今東西に見られる数多くのフレームワークを知っておけば、世界の理解がより容易になるのだ。」―『座右の古典 今すぐ使える50冊』 鎌田浩毅著/ちくま文庫
「古典」を「美術作品」に置き換えてみると、作品も時代を超え、地域を越えて今目の前にあるもの、と言えると思います。