「子供たちはすぐ手足なんかもぎとつてこわしてしまいますから、むしろ、ごちゃごちゃと手足をつけない方がよかつたのでしょう。」(「こけし・人・風土」鹿間時夫著 p7/築地書館)
こけしに手足がないことが悪い言い伝え(?)にされていることがあるので。腹に落ちる一文です。(写真の本は「こけし」土橋慶三、西田峯吉共著/美術出版社、えじこは平賀健次郎(1918-2012))